| 医院名 |
|---|
| 医療法人 木村整形外科 |
| 理事長 |
| 木村 純 |
| 住所 |
| 〒360-0811 埼玉県熊谷市原島689-4 |
| 診療科目 |
| ・整形外科 ・リウマチ科 ・リハビリテーション科 |
| 電話番号 |
| 048-527-0055 |

交通事故にあってしまったら
・症状の有無にかかわらず医療機関を受診するべきか?
・通常の健康保険で受診できるのか?
・どこかに連絡する必要があるのか?
などわからないことがたくさんあると思います。
ここでは交通事故後の医療機関へのかかり方について説明します。

事故後の症状について
交通事故では、予期しないタイミングで激しい衝撃を受けるため、ケガの内容や症状の出方が様々です。
事故直後はアドレナリンの影響で症状が出にくく、数日後から痛みや違和感が生じ、日を追うごとに悪化することがあります。
このため、交通事故後は痛みや違和感がなくても整形外科を受診することが重要です。
通院のために必要な手続き
まず保険会社に当院へ通院する旨を電話でお伝えください。
保険会社から当院に連絡があ
ると窓口負担 0 円で受診が可能となります。
急を要する場合など、保険会社への連絡がない状態での受診は自費での立替払いとなり、後日保険会社からの連絡を受けた時点でご返金いたします。
救急搬送された場合や、他院を一旦受診した場合でも転院は可能です。
保険会社に当院で治療を受ける旨をお伝えいただくと手続きがスムーズです。
また、この際に前医からの紹介状や撮影したレントゲン画像等を持参いただければ追加検査の必要が無くなります。
診断書について
警察に提出する診断書は即日交付可能です。
診断書を提出することで、事故が人身事故の取り扱いになります。
提出しない場合は物損での取り扱いとなります。
警察の管轄になりますので、治療に大きな影響は無いことがほとんどです。
ただし、まれに人身事故扱いになっていないことで治療を早期に打ち切られることもありますので、保険会社への確認が大切です。
当院での治療
当院では、症状のある部位の診察・画像検査を行い、状況に合わせた治療を行っております。
また、必要があれば関連病院において MRI、CT 等の追加検査を行います(当院からの電話での予約が可能です)。
痛みの程度に応じて鎮痛薬、外用薬等の処方を検討します。
その後症状が遷延する場合には物理療法・理学療法士による運動療法を組み合わせて行います。
物理療法:電気刺激治療・干渉波・低出力レーザー療法・牽引療法など
理学療法士による運動療法:患部のストレッチ、可動域訓練、マッサージ、超音波治療等
これらの治療により、症状の改善が得られると通院終了となります。




治療期間が長くなった際に
通院加療中にある程度の日数が経過すると、保険会社の担当者から症状の経過、治療の内容、今後の治療の見込み、終了時期などについて連絡が入ることがあります。
その際、詳細については医師に確認するようにお伝え下さい。
保険会社から書類が当院に送られてきますので、症状に応じて患者さんと十分相談の上適切な対応をいたします。
一定期間が経過し、症状が残存する場合には後遺症診断書の作成が必要となります。
作成後は事故扱いでの通院は不可となるため、作成のタイミングや内容について注意が必要です。
当院では可能な限り患者さんに不利益が生じないよう対応いたします。もちろん後遺症診断書の作成も行っております。
治療費と自賠責保険
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、公道を走行する自動車やバイクに加入が義務付けられている強制保険です。この保険により、交通事故の被害者は加害者の経済状況に関係なく、最低限の補償を受けることができます。
自賠責保険の手続きを行うことで自己負担なしで治療を受けることが可能です。
ただし、示談が成立している場合は例外です。
自損事故 や加害割合が高い場合には対応が変わる可能性がありますので、保険会社への確認が必要となります。
これらの対応についての窓口は保険会社となります。